2024年10月30日水曜日

前立腺肥大手術はいずれ必要だった

 前立腺肥大の手術についてネット検索し、PVP手術を決めた。

PVP手術ができる新しい病院への紹介状を書いてもらった。1週間後、新しい病院に行った。最初だから面談ぐらいと考えていたら、その場で手術日まで決まった。

前の病院では、膀胱の検査が必要と言っていたが、検査なんかで治るわけでなく即手術でいい。そして新しい病院では、治るよと言われ、逆に驚いた。生検までは問題がなく、治らないはずがない。

そして手術をした。手術の翌日、留置カテーテルを外し、自排尿を試みるも数滴真っ赤な血尿が出ただけ。生検時と同様、それが2回続きその後は完全に尿が出なくなった。予想外の展開に気落ちした。

原因を探るため、膀胱鏡検査をした。手術した箇所に出血とむくみがあった。むくみが取れれば尿が出ると言われ、少し安心した。

退院して家に帰ってもしばらくカテーテルによる自己導尿が続くと思った。そう思っていたら退院日前日の朝、カテーテルから尿が出なかった。こんなことは初めてだ。出血がひどくカテーテルの穴が詰まったのか。1時間後再度すると尿が出たが、もし家でこんなことが起こると怖いので、入院を3日延長してもらった。

そしてうれしいことに退院の前日午後から尿が出始めた。手術してから5日目。ほっとした。膀胱鏡検査をした後にも尿が出たが、検査時に膀胱に大量の食塩水を入れたためで、その時限りだった。

家に帰っても尿は出る。ただ量が少なく、あわせてカテーテルによる自己導尿も続けた。お盆を迎え、カテーテルの回数を減らそうと思った時に大量出血が起こった。自排尿の量が少なくなり、尿の出が悪くなったので心配になった。

病院に行き、状況を説明した。出血はよくあることか気に留めず膀胱鏡検査をした。出血はあったが、前立腺のむくみはなかった。

看護師からもっと水分を摂って尿を出すように、またカテーテルを使わないように言われた。看護師の言うことに問題なく、そのとおりにした。
1回で出る尿の量が少ないが、膀胱が弱っているからしかたないか。気がかりは膀胱に入っている細菌だ。悪さをしなければ静観するしかないみたい。漢方を飲んでみるか。

本当に長かった10か月である。前立腺の手術はいずれ必要になったと思うが、MRIと生検は必要なかった。6か月の尿閉はつらかった。

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