2023年8月1日火曜日

自律神経のコントロールはできない。無用な心配はつくらない。

1月の下旬から始めた血圧測定。早朝、就寝前の2回測っていましたが、特に問題がなく、その後は気が向いた時に1日1回測っていました。

夏になって暑くなったためか、血圧が下がった。それを知り合いに言うと低血圧だ。1日2回測らないといけないと言われ、7月から再び早朝、就寝前の2回計測を始めました。

計測器を替えたこともあり、早朝に130,140台が出ました。私にしては高い。クリニックで出る高い値。そこであわてて検索したら、「早朝高血圧」という言葉が出てきて、悪いことばかり書いてある。

それ以降、早朝の血圧がだんだん上がり150まで跳ね上がり、異常事態になった。意識すればするほど事態がひどくなった。これは早朝だけで、ほかはいつ測っても100前後でした。

朝の値が高いのは何度も測りなおすとだんだんと興奮が収まり血圧が下がることがわかった。不安心理からアドレナリンが出て心拍数が増え血圧が上昇するのだろう。血圧測定を始め血圧が高くても下がることがわかったので安心した。

しかし今度は「夜間高血圧」を意識してか。就寝前の血圧が高くなった。最初は23時30分過ぎに出現、120台。夜にこんな高いのは初めてだ。次は22時30分過ぎ110台。日ごと30分づつ高い値が出るのが早まる。今度は就寝前の緊張による血圧上昇が始まった。血圧値も110,120でなく、140,150まで上がるようになり、早朝時と違っていつまでも下がらない。

それで翌日クリニックに行き、事情を説明し、血圧測定をやめることになった。あきらかに血圧測定不安による自律神経失調症だ。血圧が低いのにこれは体に良くない。

早朝と就寝前、同じストレスによる血圧上昇でも、プロセスが違う感じ。次のように推察した。
早朝のストレスはアドレナリンによる興奮。心拍数を高め、血圧を上昇させる。比較的短時間で緊張が解け、血圧が通常にもどる。
一方就寝前に起こった血圧上昇はノルアドレナリンが交感神経を刺激し、血管を収縮させる。脳で不安心理が発生し、なかなか興奮が収まらず元の状態に戻らない。この違いがわからず、翌日びっくりしてクリニックに行き、血圧測定をやめたいと申し入れた。

いずれにせよ、血圧は低いほうなので、血圧測定は中止が良いと判断しました。

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