2021年3月13日土曜日

歯根膜炎

昨年の8月3日にインプラント手術をして7か月でやっと歯の治療が終わります。2本のインプラント。チタンに支えられた入れ歯という感じです。差し歯はまだ歯根が残っているから、自分の歯という感じがしますが、インプラントは入れ歯感が強い。

ずっと歯抜け状態だったから、インプラントで噛めるようになりありがたい。でもこの間つらかった。
インプラントは歯茎にメスを入るので大変でしたが、私の場合その奥にもっと大きな爆弾をかかえていました。

インプラントにした2本は、治療歯でその根もとが虫歯になり抜歯するしかなくなった。その2本のうち奥側の1本とさらにその奥歯が被せ物で連結してありました。被せ物を連結した2本は、左上奥から2番目と3番目の歯です。そしてその1本を含む3番目と4番目をインプラントにしました。3番目をインプラントにするため、連結した2番目と3番目を切断しました。

インプラントにした3番目と4番目はともに治療歯で、根もとが虫歯で炎症を起こしていました。3番目が持ち堪えられたのは2番目の歯の被せ物と連結してあったからです。その連結が大きな負担となり、2番目は歯根膜炎を起こし、大変になっていることを警告していた。2020年10月から2か月間深刻な事態に、いったん良くなったものの2021年5月に再び発症した。歯が当たるとビンビン響く。固いものが噛めない。

これをなんとかしないといけないと、結局2本インプラントにしました。最初2020年6月にインプラントにした2本の被せ物と土台を外し。3番目と連結した2番目は被せ物の連結を切断してそのまま残しました。
しかし、この連結部の切断の負荷が大きく大変でした。残った2番目に下の歯が当たると痛いどころか、反対の右側で噛んでも痛かったから、おかゆしか食べられませんでした。いったいどうなってしまったと思いながらも日にちが経つとだんだん症状は収まってきました。ふつうに噛めるようになるまで2週間かかりました。連結の切断という過度の力が加わったため、起こった歯根膜炎だと思います。

次に2本を抜歯しインプラント手術した時も、奥から2番目が歯根膜炎を起こしました。この時も2番目の歯がビンビン響き、治るまでの2週間は大変でした。そのあと被せ物の切断面を残したままでは2番目の歯を維持できないため土台、被せ物のやり直しをしました。二度仮歯を入れましたが、その時も歯根膜炎になりました。こちらは1週間程度で治りましたが、本当にこの歯は大丈夫かと心配になりました。

そしてインプラントの2本が入り、その奥も新しい被せ物が入りました。インプラントは特に問題なさそう。問題は奥の歯です。仮歯のとき同様、歯根膜炎を起こしています。違和感や強い当たり、固いものを噛めない。じんわり熱いものを感じる。歯根膜炎というより歯根膜の正常な働きなのかも知れませんが、いずれにしても奥から2番目の歯の歯根膜炎に悩まされた2年間でした。

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