2021年3月18日木曜日

ETF,新型コロナ前を超える回復

退職後、N証券の勧めるままに外国債券を大量買いしました。

購入してまもなくするとすべてが下落しはじめ、トルコリラ建て債権が大赤字で償還を迎え、南アフリカランド建て以外はすべて損金を出しました。トータルでマイナスにならなかったのは不幸中の幸いでした。

退職金の全額をN証券と関連信託銀行に預けましたが、今は資金の90%を引き上げ、実質上撤退しました。N証券からの外国債券の購入は失敗だったと早々に気づき、A証券でのETF買いを始めました。こちらはそこそこ儲けが出ています。

リーマンショック級の経済不況は今後しばらく起こらないと思っていたら、起こりましたね。でも新型コロナで大きく落ち込んだ市況も、最近では下落前の水準を超えるまで回復しました。
それでETFも上昇しており、現在11銘柄を保有していますが、一つを除きプラスに転じました。絶不調でもうプラス転をあきらめていた「1577野村日本株高配当70連動型ETF」もここ1か月間に順調に伸びプラスに転じました。

唯一保有銘柄の中でマイナスとなっている「1566上場インデックスファンド新興国債券」は依然浮上の兆しがありません。新興国の成長神話を信じ外国債券を買い込み、その間違いに薄々気づいていたが、債権でなくETFならば儲かると期待を込めて買い込んでしまいました。

素人はどうしても新興国の利率の高さに幻惑されてしまう。リスクが高い。通貨の価値が下がり、その減少額が利息より大きい。ETFもただ持っているだけでは長期の債権と同じです。保有しているETF銘柄で一番たくさん買い込んでしまった。今一気に売却はできない。配当金の受取に合わせて売却して、保有規模を小さくしていきたい。今後為替に絡んだ商品に手は出さない。


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