2020年8月14日金曜日

歯根膜炎

 今回、インプラントの手術に至った背景には昨年10月14日の朝に発生した左上奥歯の異変、歯根膜炎があります。

噛むと痛い歯根膜炎です。なんと2か月間も続きました。治ったと思ったら5か月足らずで、再発しました。もうほっておけなくなり、結果インプラントの埋め込みになりました。

4年前の2016年夏から左上奥歯の炎症は時々ありました。ただ去年の秋までは短期間で回復したので、それほど深刻に考えていませんでした。

今回、抜歯しインプラントの埋め込みとなったこの炎症は、奥から3番目と4番目の治療歯の根っこが虫歯になり膿んでいたのが原因でした。菌が入り込み歯槽骨がかなり失われていました。骨を造成することでかろうじてインプラントを入れることができました。

しかしこんな深刻な事態なのに、どちらの歯も神経を取り、痛みがなかったためこの事態に気づきませんでした。悩みはそれより奥の2番目の歯根膜炎でした。歯と歯が当たるとビーンと響くのです。だから怖くてものが噛めなかった。処置歯なので外からは虫歯の進行がわからなかったので、歯根膜炎の原因は歯ぎしりや食いしばりだと思っていました。

歯科医は、歯根膜炎の原因をさらりと噛み合わせと言いましたが、私はこう考えています。

奥から3番目の治療歯の根元が虫歯になり進行していました。その3番目の歯となぜか隣の2番目の歯がセラミックで連結されていました。3番目の歯が虫歯の進行で歯槽骨が下がり、連結された2番が3番に引っ張られることにより緊張状態が生じ、それ伴って歯根膜炎が生じたのではないかと思います。

また3番の歯が下がれば2番に強い当たりが生じる。これが昨年の秋から今年の5月にかけての歯根膜炎の原因ではないかと思います。

では、6月21日に治療歯を外したあとに生じた歯根膜炎はどうか。こちらは、3番目の歯の被せものを剥がす時2番目の歯との連結を切断しました。固いセラミックの切断です。その時の物理的な力、刺激が原因だと思います。

そしていったん治った2番目の歯根膜炎がインプラント手術後によって、また歯根膜炎が起こってしまいました。これも、なんらかの物理的な力が加わったためと思います。推測ですが、歯の抜歯の際2番目の歯を支点に利用にしたのではないか。もうひとつの可能性は、インプラントの埋め込みに用いるサージカルガイドを奥の2つの歯に付けて加圧したのではないか。あと2番目の歯の歯肉が切開され、歯根膜を痛めたことが考えられます。

以上原因はいろいろ考えられます。2番目の歯の歯根膜炎は、時期が来れば治ると思っています。

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