2020年2月16日日曜日

ETFも上場廃止がある

2年前にこんなことがあった。
上場廃止 2018/1/22
1590 iシェアーズ 米国リート・不動産株ETF-JDR(ダウ・ジョーンズ米国不動産)
ETFの上場廃止があるなんて知らなかった。

2018年は、外国債券、投資信託の失敗から、完全にETFにかじを切っていた。
1回取引10万円程度の売り買いとし、素人だから売り急ぎ・買い急ぎを繰り返し、儲けは大きくなかったが損はしなかった。

そんな中で欲が出てしまった。下がった時に買い、上がったら売る。この鉄則に従って、今が買い時と大量に買い込んだのがこの「米国リート・不動産株ETF」でした。
前年末から急激に下落し始め、年明け後も下落が続いた。それで立て続けに買い込んでしまった。

驚いたのは上場廃止日だ。いつもYahooファイナンスで取引値を見るのだが、「米国リート・不動産株ETF」がない。そして次の日も出てない。
それでやっと異常事態に気づき、証券会社に問い合わせたところ、上場廃止になったと言われた。

株式の廃止と違って、すべてパーになるとは思わなかったが、損失が出たままの決算だから手痛い。ふつうならしばらく待てば、単なる含み損で過ぎるものが強制的に損金になってしまった。事前通告があり、それに目を通さなかった私が悪い。額としてはそれほどではなかったが、自分の不注意が招いたことで気分的に良くなかった。その後は、送られてきた封書はきちんと目を通すことにした。

上場廃止のため、損金算入による税還付も受けられない。踏んだり蹴ったりだが、損失額は、購入額70万円に対し3万円程度で、配当の受取分を加えれば2万5000円程度の損失だった。

なおETF廃止への対応はうまくいった。iシェアーズは1590の廃止に替わるものとして、1659 iシェアーズ 米国リート ETFを上場していた。[1590]での損失を取り返すべき[1659]を大量購入し、値が上がった時点で売却した。結果、[1590]の損失以上に益金が出て結果は良かったが、もう懲り懲りだ。

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